ようこそ、Hermetics Research Centerへ!

ヘルメス学研究所は、西洋魔術占星術錬金術等のいわゆるヘルメス学を研究すべく開設されました。

西洋魔術や占星術および錬金術が単なる迷信だとされた時代は終わりを告げようとしています。デカルト的二元論が通用しなくなった時代は、もうかなり前のことになります。物質と精神、この二つに分けたものの捉え方では、現代という時代の諸問題は解決できないでしょう。

物質とも言えず、さりとて精神とも言い切れない人間の要素。いわゆる「」の領域には、まだまだ検証しきれないたくさんの事柄が存在していることでしょう。そして、そうした領域で力を発揮できそうな分野、それがヘルメス学なのです。

例えば、メタボリックシンドロームや糖尿病等の生活習慣病。いずれも単純に身体的症状として治療するのは困難な症状です。そこで、適度な運動や食事療法などを取り入れ治療することになるのですが、デカルト的発想の延長上で発展してきた西洋医学では、完治させるのは難しいかもしれません。

そこで出てきた流れの一つが、東洋医学による治療です。メタボリックシンドロームや糖尿病によく効く漢方として防風通聖散等が流行していますが、この場合は、漢方によって身体に蓄積された毒素を排出し症状を改善する、つまり、身体にとって悪いものを外に出すことが治療の目的となります。それに伴い、身体の持つ本来の代謝機能が回復されることによって、完治したといいうるのです。このような東洋医学の流れは今後も興隆していくことでしょう。

そしてヘルメス学に関係する別の流れもあります。こちらは本をただせば西洋の流れ。しかしながら西洋医学の影に隠れてきた流れです。ホメオパシーをご存知でしょうか?同種療法などと訳されたりしていますが、日本での知名度はまだまだかもしれません。ホメオパシーはレメディと呼ばれる一種の薬を用いて治療するのですが、このレメディという存在が面白いのです。レメディは物質を砂糖水に溶かし、その後希釈して作られます。ところがこの希釈は分子一つ分も残らないほど行われ、しかも希釈の度合いが強ければ強いほど効き目があるとされます。

だとすると、溶かされた物質の働きはレメディにはないはず。にも拘らず、これが病気の治療に有効というのですから驚きです(だからこそ、ホメオパシー非科学的な擬似医療に過ぎず、その効果もプラシーボ効果に過ぎないなどといわれてしまう場合もあるのですが)。ホメオパシーに対する賛否の程はともかくとして、ここでは、ホメオパシー自体が実は錬金術に由来するのだということを指摘するにとどめておきましょう。

別稿で述べたいと思いますが、ヘルメス学の思想自体が非常にバランスを重んじる考え方です。上記の生活習慣病などは身体と心のバランスが問題になっている病気ということも出来そうですし、そうなるとホメオパシーのようなヘルメス学由来の治療法があるいは効果を発揮する可能性も否定できません。なにやらヘルメス学の思想というものは、現代社会において特にバランスを欠いていると思われる分野で力を発揮できそうな予感がするのです。

そんなわけで、ヘルメス学研究所では、バランスをキーワードに心の領域であったり社会制度であったり、あるいは日常的なトピックなど様々な話題を提供していきたいと思います。少しでも御覧になられる皆様のお役に立てるなら幸いです。

ヘルメス学研究所

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